イギリスに18日ほど滞在した後、ドイツのフランクフルト空港経由で成田空港に帰国し、預け入れ荷物が出てくるのを待っていたところ、肉製品や果物等の日本への持ち込みを禁止されている物品を探す検疫探知犬におすわり(陽性扱い)されました。
手荷物の中にはイギリスで購入したリンツのダークチョコレートとフランクフルトー成田間のJALの機内食の残り(食べきれない)のパン、バター、ヨーグルトが入っていましたが、日本に持ち込めないものではなかったので没収されませんでした。以前かばんに果物などを入れていたか聞かれましたが、イギリスのスーパーで購入したカップケーキ(果物なし)を入れていたくらいでした。
フランクフルト空港経由で成田空港に帰国
2025年3月31日にドイツのフランクフルト空港から成田空港に帰国しました(日本到着は4月1日)。
フランクフルト空港ではイギリスで買ったカップケーキを食べた後、マクドナルドでフィレオフィッシュとポテトのSサイズを食べましたがかばんに匂いがついたりしていたのでしょうか…
フランクフルト空港のセキュリティチェックでは使い捨てカイロが危険物扱いされて武装した警備員まで来たので災難続きでした。
機内食では鶏肉やフルーツが出されましたが肉類や植物系は持ち帰りませんでした。フルーツの汁が飛んでたりしたんでしょうか?
成田空港で検疫探知犬におすわりされる
成田空港で預け入れ荷物が出てくるのを待っていたところ(エコノミークラスなのですぐには出てこない)、検疫探知犬にクンクン嗅がれました。陽性だと思った場合は吠えるのではなくおすわりするようです。別室に連行されたりはせず、その場でかばんの中を見せました。
「なにか持ち込み禁止の物なんて持ってたっけ?」と思いながらかばんに入れていた機内食の残りのパン、バター、ヨーグルトを出して検疫職員に見せると、検疫職員が「もう他にはないな…」と言いながらなぜ検疫探知犬が反応したのか訝しんでいる様子でした。没収されるのかと思ったら持ち込み禁止の物ではないので普通に返却されました。
検疫職員にかばんに果物などを入れていたことがあるかどうか聞かれたので、カップケーキを入れていたことならあると答えるとやはり検疫探知犬が反応した原因がわからないようでした。数年以上前にバナナを入れていたことならあったと思いますが…
日本に持ち込めない動物性・植物性製品
肉類・肉製品
お土産や個人消費用の畜産物は検査証明書の取得が難しいため、肉製品や動物由来製品のほとんどは、日本へ持ち込むことができません。生の肉だけでなく、冷蔵、冷凍、加熱調理済みの加工品も対象です。
乳製品
携帯品(別送品を含む)として日本に持ち込み(輸入)するものは持ち込み可能。
フルーツ類
「オレンジ等のかんきつ類、バナナ、パパイヤ、マンゴー」などは持ち込めません。「パインアップル、ココヤシ」は検査証明書及び入国時に検査が必要です。
ナッツ類
お土産のお菓子でよく目にするマカダミアナッツも、チョコレートコーティングされたお菓子を除いて、ナッツそのものや殻付きの生のものについては入国時の検査が必要です。
化粧品・漢方薬
化粧品の日本への持ち込みは個人使用に限り「1品目24個」までに制限されています。ハンドクリームや肌用の化粧品で、アロエなど一部成分を含む化粧品は持ち込めない場合があります。
引用元:

動物検疫探知犬とは
動植物検疫探知犬は、手荷物や国際郵便物などの中から動植物検疫の検査を必要とする肉製品、果物等を嗅ぎ分けて発見する訓練を受けています。
海外のいくつかの国で導入されており、その活躍が知られています。
動植物検疫探知犬は、アフリカ豚熱、豚熱、鳥インフルエンザ、口蹄疫などの家畜の伝染病やミバエなどの植物の病害虫が日本へ侵入することを防ぐという重要な役割を担っています。