カナダ短期語学留学体験談&費用②トロント編(英語)

カーサ・ローマ カナダ

コロナ前にカナダに留学しようとしていたところコロナで渡航せずに終わったので、コロナが概ね収束した2023年の春にカナダ3都市(モントリオール、トロント、バンクーバー)を周遊がてら短期語学留学に行き、ついでにニューヨークを観光してきました。

EC TORONTOで英語のコースを2週間受講

フィリピンに4ヶ月程度語学留学、イギリスに1年間留学、オーストラリアで半年間ワーキングホリデー(うち4ヶ月は語学留学)をしたことがあり、日常会話等だいたいのことは英語でできるので、今更何しに英語の語学学校にいくのか?という状態ではあるのですが…普通にただ旅行だけしてもこれといって誰とも話す機会がないだろうと思ったのであえて語学学校に行くことにしました。

トロントで英語学習 - ESL トロント英語学校
カナダ最大の都市トロントで英語を学びませんか。同じ夢を持つ生徒たちと一緒に、リラックスして楽しみながら学習できる理想的な環境が整っています。

2023年のEC TORONTOの料金表と申し込み内容

2023年のEC TORONTOの料金表は下の画像のようになっており、General English 20とStandard Downtown Toronto Apartments (Economy Single Room with Shared Bathroom)という宿泊施設を2週間申し込みました。

申し込み内容

人生初のロストバゲージを経験

カナダ国内の都市間はエア・カナダという航空会社を利用して移動しましたが、モントリオールからトロントへのフライトで人生初のロストバゲージを経験しました。トロント・ピアソン国際空港の手荷物受取所(バゲージクレーム)で待っていても自分のスーツケースが一向に現れず、次の便の荷物が出てくる時間になってしまいました。

同じ便に乗ってきたカナダ人男性も預けた荷物が出てこないようで「この航空会社でロストバゲージは最近でもう3回目だ」と不満そうに言っていました。一緒にカウンターに行くと、その男性は不満のあまり受付の黒人女性に失礼な言い方をしていて、それに対して黒人女性は「もう少し待っていたら出てくるんじゃない?」とあしらっていました。次に私が普通の態度で航空券に貼り付けれらている預け入れ荷物の情報をみせながら「荷物が出てきません。(My baggage is missing.)」というと普通に対応してくれ、「何色(の荷物)?」と聞かれたので「ピンク」と答えると「5番の手荷物受取所から出てくる」と言われたのでその場所でしばらく待っていると、無事にスーツケースが出てきました。

この時になっても相変わらずカナダ人男性の荷物は出てこないままでした。普通に「荷物が出てきません。」と言えば良かったのでは…と思いながら空港を後にしました。

シェア(フラットシェア)

シェアは2LDKのマンションの広いリビングに仕切りを作って3LDKにしたような住居でした。滞在1週間目は日本人大学生の女性が2人いましたが、その週末に2人とも退去したので、2週間目は自分1人だけでした。途中この物件のオーナーの韓国人男性が訪ねてきて、今は閑散期で儲からないと嘆いていました。

女性だけのシェアのせいか各部屋には鍵がありませんでした。シェアを退去する時は自分の部屋の机の上に鍵(3LDKの住居の玄関の鍵)を置いてそのまま出ていくのですが、私は1週間目と2週間目の間の週末にニューヨークに旅行に行っており、その間にシェアメイトが2人とも退去していて新しい人も来なかったため、日曜日にニューヨークから帰ってくると玄関の鍵が開けっぱなしになっていました。幸い何事もありませんでしたが、シェアという居住形態はなかなか防犯上は難ありだなと思いました。

共用部分はこのような感じでした↓

語学学校

EC系列の語学学校では一般英語の授業は年齢(30歳以上か30歳未満か)で分けられていました。30歳以上の一般英語のクラスのレベルは2つしかなく、自分は上のクラスに振り分けられました。

先生はアラスカ出身の40〜50代のアメリカ人男性、クラスメイトは半分くらいがブラジル人の男女、残りの半分が東アジア人(日本、韓国、台湾)の女性たちでした。

このアメリカ人の先生は人生経験豊富で話が非常に面白かったです。日本と韓国で英語教師をした経験があり、配偶者も日本人なので日本や東アジアの文化や慣習について理解がありました。結婚前には何人かのガールフレンドがいたそうで、彼女たちから「女性が日常的に性的な被害に遭っている」ということを知った時は驚いたと言っていました。普通の男性はあまり性的被害に遭う機会がないので(遭ったとしても同性の友達に相談したりすることも少なそうですし)そういったことを知る機会がなかなかないようです。アラブ系の女性の生徒がこの先生の話を聞くために同じ教科書を2周するくらい長期で授業を受けたことがあったと言っていました。私はこの先生から「ゲイバーに行ったら人生の価値観が変わる」と言われました(笑)

ブラジルの人たちも陽気でフレンドリーでアジア人に対して上から目線なところもないので面白かったです。彼らは誰とでもすぐに打ち解けて友達になれるようで人生が楽しそうでした。いろんな人種が混ざり合っているので兄弟でもヨーロッパ系の外見の人とアジア系の外見の人に分かれたりするそうです。よく近くの席に座っていたブラジル人女性はドイツ人の血が入っているそうでドイツ人のような見た目でしたが、兄弟は全然違う人種に見えるそうです。

全員30歳以上なので「30歳を超えてから変わったこと」について話したら以下のような意見が出ました。
・ハイヒールを履かなくなった。(しんどいから)
・スニーカーを履くようになった。(楽だから)
・お酒をあまり飲まなくなった。
・水をよく飲むようになった。
・外出する時は飲み水を持ち歩くようになった。
・外出時に椅子を見つけたら座るようになった。

観光

授業は午前中だけなので、午後は観光することができました。トロントは今回訪れた3都市(モントリオール、トロント、バンクーバー)の中で一番発展しているため、公共交通機関に乗ってあちこち出かけるだけでも楽しめました。

この時期トロントではミュージカル「ハリー・ポッターと呪いの子」を上映していたのでこの機会に観劇しました。

カサ・ロマという映画の撮影にも使われる豪邸の博物館を見学しました。邸宅部分には豪華な部屋がいくつもあり、展望台まで上がるにはほとんどはしごのような螺旋階段を延々と登らなければならなかったのでかなり運動になりました。地下の空間も広く、なんだかよくわからない展示がたくさんありました。



土日はニューヨーク旅行で埋まっていたので、授業を1日休んで日帰りでナイアガラの滝を見に行きました。VIA Railという電車に乗って行ったのですが、1日一往復しかなく(行きToronto Union Station 08:20発、Niagara Falls Train Station 10:20着、帰りNiagara Falls Train Station 17:45発、Toronto Union Station 19:43着)、帰りが遅いので、オフシーズンのナイアガラの滝(これといってやることがない)で帰りの電車まで時間を潰すのが大変でした。

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ナイアガラの滝↓午後に再び見たら虹が出ていました。

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