コロナ前にカナダに留学しようとしていたところコロナで渡航せずに終わったので、コロナが概ね収束した2023年の春にカナダ3都市(モントリオール、トロント、バンクーバー)を周遊がてら短期語学留学に行き、ついでにニューヨークを観光してきました。
EC MONTREALでフランス語のコースを2週間受講
カナダの公用語は英語とフランス語で、ヨーロッパに近い東側ほどフランス語の勢力が強くなります。
カナダの東の方に位置するモントリオールではフランス語が第一言語ですが、英語も通じるバイリンガル都市です。
EC MONTREALという語学学校では英語のコースとフランス語のコースを両方開講していたため、フランス語のコースを受講することにしました。

入学時のフランス語の語学力
以前フランスに9ヶ月語学留学してDELFのB1に合格していましたが、日本で生活していてフランス語に触れる機会は全くないため、かなり忘れていました。
渡航前にベルリッツのフランス語のコースを30レッスンくらい受講しました。
2023年のEC MONTREALの料金表と申し込み内容
2023年のEC MONTREALの料金表は下の画像のようになっており、General French 20とSuperior La Marq au 515 Shared Apartmentという宿泊施設を2週間申し込みました。


申し込み内容

Superior La Marq au 515 Shared Apartmentという宿泊施設は11階建てで自分の部屋は11階だったのですが、なんとエレベーターが10階までしかありませんでした。
10階から11階までは階段で上がるしかなく、20kgの大型のスーツケースを階段下にひとまず置いておいて部屋に入居して荷物を置いてから20kgのスーツケースを一段ずつ引きずり上げていると、気づいた同じシェアのドイツ人女性が助けに来てくれ、一気に引っ張り上げてくれました(馬力が違う)。
シェアの共用スペースはこんな感じでした↓

語学学校が始まる前日の日曜日に希望者のみ参加のモントリオール市内のツアー(電車の乗り方オリエンテーション)がありました。
参加者は2人だけでしたが、旧港を見に行くことができました。

語学学校初日
大抵の語学学校では毎週月曜日に新しい生徒が入ってきます。新入生が一つの教室に集められてオリエンテーションを受けた後、クラス分けテストがありました。
フランス語の新入生は自分を含めて日本人が3人で、大学の春休みの時期だったせいか他の2人は大学生でした。
クラス分けテストはコミュニケーション能力重視の会話形式で筆記試験はありませんでした。
以前通っていたフランスの語学学校もコミュニケーション能力重視だったため、文法はけっこう間違えながらもとりあえず喋りました。
普通クラス分けテストが終わると配属されたクラスの授業に途中から参加するのですが、なんとこの学校は初日は授業なしでした。
同じくこの日から留学開始の日本人大学生の女性(英語留学1人、フランス語留学1人)と一緒にモントリオール市内を観光しました。ノートルダム大聖堂に行ったりスーパーやカフェに行ったりお土産物屋さんに行ったりしました。
閑散期で最上位クラスの中級1クラス
クラス分けテストの結果、中級1クラスになりました。しかし、閑散期でフランス語を学ぶ生徒が少なかったため、このクラスがフランス語で一番レベルが高いクラスであり、中級1よりもレベルが高い生徒は全員このクラスに振り分けられていました。
私はギリギリ中級1くらいのレベルなのでクラスで一番できないんじゃないかという感じでした。クラスにアジア人はおらず全員西洋系の人でした。幸い意地悪な人はいませんでした。先生は年配のフランス人男性でした。生徒はロシア人女性、イギリス人男性(年配)、イギリス人女性(医学部の大学生)、ドイツ語圏のスイス人男性、ドイツ人の高校生の男女などでした。
同じクラスでも生徒のレベルに差があるので、グループワークではレベルの高い人に低い人が課題の内容を教えてもらいながら何かそれっぽいことを話したりしていました。リスニング問題は全くと言っていいほどわからなかったので当てられたら「Je ne comprends pas(わかりません)」で済ませました。