成都武侯祠は、中華人民共和国四川省成都市武侯区にある祠堂です。三国時代の蜀の丞相・諸葛亮やその主君劉備などを祀っています。 諸葛亮を祀った「武侯祠」と呼ばれる祠堂は中国各地にありますが、その中でも有名なもののひとつです。
2019年1月19日に成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地の帰りに観光しました。
成都への行き方
空路で行く場合:
成都市内には空港が2つあり、成都双流国際空港(CTU)と成都天府国際空港(TFU)があります。2025年2月現在、成都行きの直行便は成田国際空港(NRT)~成都天府国際空港(TFU)のみ運航されているようです。成都天府国際空港は成都の中心地からかなり遠いです(地下鉄で1時間くらい)。
陸路で行く場合:
成都の高速鉄道駅には、成都東駅(成都东站)、成都西駅(成都西站)、成都南駅(成都南站)、成都北駅(成都北站)などがあります。
武侯祠博物館への行き方
武侯祠博物館の最寄駅は地下鉄3号線または5号線の高升桥駅です。高升桥駅から武侯祠博物館までは徒歩12〜13分ほどです。

高升桥駅から武侯祠博物館までの道(武侯祠大街)↓





武侯祠博物館の観光
入り口(南門か?)↓

武侯祠博物館の地図↓

武侯祠博物館のチケット↓
以前60元だったのが50元に値下げされたようです。2025年2月現在も50元のようです。


正門:汉昭烈庙(漢昭烈廟)↓
「昭烈帝」と諡(おくりな)された漢の劉備の廟であることを示しているそうです。武侯祠博物館はもともと劉備の墓と廟があったところが明の時代に君臣が合祀され、現在の形になったようです。


漢昭烈廟を入った後↓
奥に見えているのが二門

入り口にあったのと同じ地図↓
地図上に現在地の表示がないのが不親切…

大門を入って左側のこの建造物の中に明碑があります↓

右側に唐碑があります↓

二門:明良千古↓
見切れていますが「明」の偏が「日」ではなく「目」になっているあれです。「明良千古」の「明」は劉備の賢明、「良」は諸葛孔明の忠誠を、「千古」は「後世まで伝える」という意味だそうです。

武将廊(西側)↓
東側には文臣廊があったようですが写真がないので見落としたかもしれません。

























動物の飾り↓


萬古雲霄一羽毛↓
杜甫が孔明への讃美と思慕を詠んだ「詠懷古跡五首(其五)」の一句か?
諸葛大名垂宇宙
宗臣遺像肅清高
三分割據紆籌策
萬古雲霄一羽毛
伯仲之閒見伊呂
指揮若定失蕭曹
運移漢祚終難復
志決身殲軍務勞

出師の表↓

孔明苑↓

三義廟↓

三義廟の内部↓
関羽、劉備、張飛の像があります。



桃園の石碑↓

群賢堂↓

群賢堂〜盆景園の間くらい↓


盆景園↓


惠陵(劉備墓)↓

惠陵手前の石像↓

三国文化に関する展示↓


外から見た武将廊↓

外から見た文臣廊↓

明碑と唐碑(再び)↓


出口↓

ここから出たら有名な大門がありました↓



三国聖地の岩↓

武侯祠博物館の周辺
武侯祠博物館の周辺を見てから帰りました。
















この日の歩数は30200歩になっていました。