ケンブリッジに滞在中の2025年5月22日〜25日、現役のカレッジであるウェストミンスターカレッジ(Westminster College)に宿泊しました。

ウェストミンスターカレッジの場所
ウェストミンスターカレッジはケンブリッジの中心部に位置しており、主要な観光地まで徒歩10〜20分、パンティングの集合場所まで徒歩8分程度の場所にあります。
ウェストミンスターカレッジとは
ウェストミンスターカレッジは改革派合同教会の神学大学です。主な目的は牧師の聖職に就くための訓練ですが、教団内の訓練にも広く利用されています。
ウェストミンスターカレッジはケンブリッジ大学の一部ではありませんが、ケンブリッジにある他の6つの宗教カレッジと共同でケンブリッジ神学連盟を設立し、ケンブリッジ大学と提携しているそうです。
現在、ウェストミンスターには約50名の学生が在籍しており、その中には改革派合同教会で聖職に就くための訓練を受けている学生もいれば、他の仕事や趣味のために学んでいる学生もいます。ウェストミンスターには5人のアカデミック・スタッフがおり、系統神学、教会史、旧約聖書学、新約聖書学、牧会学といった伝統的な神学分野をカバーしています。伝統的に、ほとんどの学生は4年間学び、その中には地元の教会で働くインターンシップも含まれています。しかし現在では、フルタイムの学内コースだけでなく、パートタイムや通信教育で多くの学生を養成しています。
参考:
https://en.wikipedia.org/wiki/Westminster_College_(Cambridge)
ウェストミンスターカレッジの宿泊料金
2025年5月22日〜25日の3泊で346.5ポンド(約66,713円)でした。料金に朝食が含まれていました。
ウェストミンスターカレッジの写真
↓個室内




↓朝食を取るホール

↓朝食(バイキング形式、黒いのはおおきなマッシュルーム)

↓カレッジ内の教会

ウェストミンスターカレッジの良かったところ
・学生寮なので自炊ができる設備がある
イギリスの学生寮は個室の中にトイレとシャワーがあり、キッチンは何人かで共用するというタイプが多いです。ウェストミンスターカレッジの宿泊施設もこのタイプで、私が宿泊した階にはキッチンがあり、コンロ・冷蔵庫・電子レンジがありました。スーパーで購入した冷蔵食品を加熱して食べることができて便利でした。
・受付で荷物を預かってもらえる
ウェストミンスターカレッジ(というよりイギリスの多くの宿泊施設)ではチェックイン時間よりも前に着いた場合、チェックイン時間まで部屋に入ることができません。ウェストミンスターカレッジでは荷物を預かってもらえるので、チェックイン時間までケンブリッジの街を観光することができます。廊下にソファーとトイレもあるので、建物内で待つこともできます。
ウェストミンスターカレッジの微妙だったところ
・暖房器具のスイッチが見つけづらい場所にある
5月はセントラルヒーティングがついていませんが、室内は寒いことが多いです。イギリスの洗面所(トイレやシャワーがあるところ)にはTowel Railという、タオルなどを引っ掛けて乾かせる暖房器具があるのですが、スイッチが見当たりませんでした。寒い中震えながらシャワーを浴びていてふと目線を上げると、天井の方にTowel Railのスイッチが付いていました。「なんでこんなところに…」と思いながら飛び跳ねながらスイッチを入れました。
↓Towel Rail

↓Towel Railのスイッチ

・水道の蛇口から水とお湯が1〜2秒交代で出る
イギリスのお湯は火傷するくらいの熱さなので、水と混ぜて蛇口から出しますが、普通なら水とお湯が混ざってちょうど良い温度で出てくるはずが、蛇口から水とお湯が1〜2秒交代で出てきました。シャワーの方はもう少しマシでちょっと冷たいお湯と熱めのお湯が1〜2秒交代で出てきました。