[長春]偽満皇宮博物院への行き方&写真

満洲国皇宮 中国

偽満州国皇宮(中国では満州国が日本の傀儡政権であることを強調するために偽満州国と呼ぶ)は、清朝最後の皇帝・愛新覚羅溥儀が満州国の皇帝となった時の宮殿です。かつて新京と呼ばれた満州国の首都だった長春市内北東部に位置します。

長春に語学留学中の2023年9月29日、偽満皇宮博物院を観光しました。

吉林省長春市への行き方

飛行機で行く場合:
日本の成田空港から長春龍嘉国際空港(CGQ)まで直行便が運行しています。

高速鉄道で行く場合:
中国の他都市から長春市へ高速鉄道で行く場合、長春西駅か長春駅で降車します。
2023年時点では、高速鉄道のチケットは中国铁路という高速鉄道の公式アプリで購入することができ、Alipayに日本のクレジットカードを登録しておけば日本のクレジットカードで支払うことができました。

長春市内から偽満皇宮博物院への行き方

偽満皇宮博物院の最寄駅は偽満皇宮駅で、軌道交通4号線と軌道交通3号線(路面電車と地下鉄の中間のような電車)が通っています。偽満皇宮駅は軌道交通3号線の終点でもあるので、偽満皇宮行きの3号線に終点まで乗れば着きます。

2023年時点では中国の公共交通機関はAlipayの上の方の「出行」をタップすると出てくるQRコード(都市ごとに異なるので都市が現在居る都市になっているか注意)を改札にかざすことで乗り降り出来ました。さらにAlipayでは中国以外のクレジットカードが利用できるようになっていたので、日本のクレジットカードを登録しておけば日本のクレジットカードで支払うことができます。

チケット売り場

チケット売り場は門の外の駐車場の辺りです。中国の銀行口座を持っていてWechatpayを使える場合は大きく掲示されたQRコードを読み込んでオンライン上で購入できます。(将来的にはWechatpayでも海外のクレジットカードが使えるようになるかもしれません)

WechatでQRコードを読み取って購入したチケット↓
偽満皇宮の入場料が70元、东北沦陷史陈列馆などの他の展示は無料です。

东北沦陷史陈列馆

「沦陷(lúnxiàn)」は中国語で「陥落する」「敵に占領される」という意味なので、日本の統治時代を中国側の立場から展示しています。お察しの通りかなりアンチジャパン色が強く、日本側に処刑されたとされる中国人の生首の写真などが展示されていました。中国人が日本についてどのような教育を受けているのか参考になると思います。

博物馆之眼艺术宫 M+时尚街区

このあたりは当時の衣装や芸術品などの普通の展示です。

M+时尚街区↓

博物馆之眼艺术宫↓

伪满皇宫

同德殿(メインの建物)↓
この中はかなり広いです。

建物内↓

日本間↓
説明はアンチジャパン風味ですが中国人観光客の方々が熱心に写真を撮っていました。

建物内↓

勤民楼↓

缉熙楼↓

満州鉄道

建物の外の敷地内(馬場の方)に満州鉄道の展示がありました。

馬場

敷地内に馬場があり、馬も飼われていました。

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